ぱるメロ!に収録されている、プレイ可能な17曲と、システム音楽の紹介。
月夜。
風の吹き抜ける林を抜けその山中に分け入ると、
月光の届かない森の中に妖怪たちが蠢いています。
夜の鞍馬山、そこは異形の巣窟です。
彼らは夜な夜なそこに集まっては何やらお祭り騒ぎをして、
空が白み始めると何処かへ消えていくのです。
というファンタジーです。
くりやんには「ボス曲を作ってくれ」と言われまして、
その方向で考えたわけですが、普通にやってもつまらないですし、
「何か面白い方法はなかろうか」 → 「そうだ、和風にしよう」(脈絡なし)
という風に唐突に思い立ちまして、
「和風でボスといえば」 → 「妖怪に違いない」
という風に安易に思い至りまして、
この妙な曲ができた次第です。
途中、お経のような不思議な声が聞こえてくるかもしれませんが、
これも妖怪の仕業に違いありません。
(愛鍵祥以)
この曲と仮タイトルを聞いた時、真っ先に浮かんだのが「百鬼夜行のラスト」でした。
闇の祭の最後。突然現れた火炎を吹く太陽や、八岐大蛇に押しつぶされまいと
逃げ惑う妖怪たち。そんなシーンが元ネタです。
そしてこの曲は2007年のボス曲。
凶悪な譜面の前に、舞散る花も、祭を彩った提灯も、昇る太陽も
PC持参で遊んでいた妖怪たちも全部、チップに押し潰されてしまうのです。
選択画像の方も、チェリオの姿をしてはいるのですが…。
と、妖怪祭でお送りしております。絵を書いた人です。
画像について、たくさんの反響を頂いたという事で
今回コメントを載せて頂ける事となりました。
闇夜鞍馬。最近妖怪&和モノにハマリだした私が
この曲の担当になれたことは奇跡といいますか
なるべくしてなったような、そんな運命的なものを感じます。
是非沢山プレイして、赤ぬっへっほう、びっくり鉄鼠といっしょに
チップに押し潰されちゃってくださいね。
(アチカ)
ボス曲です。
今回は幸運にも愛鍵祥以氏のご協力を得ることができましたので、
依頼して作っていただきました。
「ボス曲を作って欲しいんだけど」「ボス曲って何?」「…」
まず、現在知られている音楽ゲームの
ボス曲に相当するものを調べることからスタートし、
あれこれ話してから作曲に取りかかっていただきました。
キーボードでプレーされる方が大半でありますので、過剰な同色連打は避けました。
パカ2のチップの置き方を基本にしています。
2個2個連打や螺旋・往復階段が難関と思われますが、
攻略法は色々あると思うのでぜひ挑戦してみて頂きたいです。
画像はアチカさんにお願いして描いていただきました。
普段あまり描くことはなさそうな題材だとは思うのですが、
ユーモアまで入った大作を仕上げていただいて、驚くばかりです。
(くりやん)